次のCryptoPunksを見つける。高騰するNFTアートに共通する要素。

NFTテクノロジーはデジタル所有権を可能にし、アート、ゲーム、音楽などのデジタル作品に大きな影響を与えています。
NFTアートは時として、絵画や骨董品のような投資機会を生み出し、幸運な投資家に常識を超えた大金を与えました。

CryptoPunks、BoredApeYachtClub、Cool CatsはNFTアート投資の代表的な成功例ですが、通常これらのNFTが値上がりする前にそれを予見することは難しいです。なぜなら高値で取引されているNFTアートは、そうでないNFTアートと比較して芸術的に優れているとかデザインが優れているというわけではないからです。
アートの価値はとても抽象的で多くの人には理解できません。特にNFTアートに限ってはそこに芸術的な魅力という要素が取引価格に影響を及ぼしているとは到底思えません。

誰もが次にどのNFTアートがCryptoPunksのように大化けするのか考えますが、それをデザイン性や直感的にカワイイなどという目線で採点するのは間違いです。デザインに優れた作品などこの世に溢れ返っています。それが人気に繋がらないことは既に証明済みです。そこでは無いのです。
この動画では、過去に成功したNFTプロジェクトを調査し、私なりに大まかに定義された一連の価値基準をまとめました。

一番大切な価値基準のポイントは、芸術性やデザインの秀逸さという本質的価値ではありません。本来ものの価値は本質的価値こそ重要ですが、アート、特にNFTアートについては本質的価値よりも付加価値の方が重要です。

例えばCryptoPunksは「最古のNFT」と呼ばれる通り、2017年にミントされた世界で最も古いNFTアートです。CryptoPunksの価値は、乱暴にいってしまえばこの一点につきます。全く同じデザインアートであっても、後発なら100%現在の価格には遠く及ばなかったでしょう。

これはアートとしての本質的価値ではありません。
最も古いというデザインには関係の無い付加価値が、本質的価値を上回った最もわかり易い成功サンプルです。これを一言でいうと「歴史的意義」となります。
NFTアートが歴史的意義を持っているか?

この評価軸はNFTアートを予想する上で最も重要です。歴史的意義とは簡単に言ってしまえば初モノかどうかということです。NFT投資においては何かしらの点で初モノであること。これにこだわることはとても重要です。

ではBoredApeYachtClubの成功の要素は何なのでしょうか?
これはコミュニティです。BoredApeYachtClubには大規模で熱心なコミュニティがあり、活性化されており、その強力なコミュニティの成功がそのままNFTアートの成功につながりました。
これもアート本来の本質的価値とは関係の無い要素です。

ではCool Catsの成功の秘訣も見て見ましょう。
これは一言でいうとマーケティングです。NFTの世界にマーケティングという概念を持ち込んだ最初のNFTアートがCool Catsです。Cool Catsは2021年7月とつい最近ミントされました。あっという間に大化けしてしまったわけですが、これまでに無かった特色として発売前からtwitchでの生配信を積極的に行っていました。現在もtwitter spaceに場所を移し、town hallとして定期なま配信が行われています。ディスコードでの議論も活発で運営とホルダーが近い距離にあることを重視しています。

このように、一見すると掴みどころのないNFTアートの未来予測ですが、デザインのような抽象的な尺度で無く、歴史やコミュニティ、マーケティングなど意外と調査すれば客観的に判断できる要素がNFTアートの成功に結び付くケースが多くあります。
これはNFTアートへの投資において明るい兆候です。

そしてもちろん、これら要素とは無縁の一番重要なものは運です。アートの価値は非常に抽象的です。
何かしらの偶然により大きく値上がりするというのはアートには避けられません。世界のどこかの大富豪がたまたま気まぐれで、お遊びで、大手オークションハウスでとあるNFTアートを高値で落札したら、その瞬間にそのNFTアートは大化けするのです。
決して大富豪がNFTアートの価値を見極める眼力があるわけではありません。
運は投資成功における最も重要な要素です。しかし運は運です。考えてどうにかなるものではありませんのでここでは無視します。

さて、初モノ、コミュニティ、マーケティングがNFT成功を占う重要な要素といいましたが、コミュニティが大規模な場合は最初から人気NFTとなり入手が困難になります。大規模マーケティングも同じです。コミュニティやマーケティングが優れている場合、限定リリースとなるNFTの特性からしておそらく抽選になり多くの場合手に入りません。
手に入れる為にはマーケットプレイスなどに再販されたものを買うしか無く、その時点で値上がりしているでしょう。安く買う為には公式プロジェクトから買うしかありません。そして買う時にはコミュニティは小規模でマーケティングも未完成である必要があります。このようなNFTは抽選で無く確実に手に入ります。
しかし、それでは将来の値上がりが期待できませんので、安く、確実に手に入り、将来の値上がりが期待できる要素は初モノ一点になります。

これを勘案し、以下に個人的に将来有望だと見ているNFTを2点ご紹介します。

一つ目はIC Galleryの3D Moonwalker NFTs。
これはICPプラットフォームで稼働するNFTです。そして技術的にNFTアートにおいて初モノの技術が採用されています。技術についての詳細はテクノロジー用語の連発で、エンジニアでもないと意味が通じませんので簡単に述べますが、画像、ビデオ、3Dモデルというそれぞれ別々の3つのファイルを一つのNFTに挿入し、メタバースのキーで構成される唯一のNFTです。
これまでのNFTアートには無い初モノ技術が使われている点で将来の値上がりに期待できます。今後いくつかのNFTプロジェクトがこの技術を採用し、NFTの世界で価値ある技術の一つになる未来がくれば、この技術を最初に開発した初代NFTとして人気が出る可能性があります。

二つ目はOnChainMonkey。
これは1回のトランザクションで完全にチェーン上に作成された最初のプロフィール写真NFTコレクションです。完全にチェーン上で作成されるとは、全てがイーサリアムのメインネットブロックチェーンに書き込まれることを意味します。これはNFTを作成するための最も安全な方法であり、これを達成したNFTは殆どありません。あったとしてもOnChainMonkeyよりも後発です。
殆ど全てのNFTは画像とメタデータを他のデータストアにオフチェーンで保存し、ブロックチェーンはオフチェーンの保存場所を指すためにのみ使用されます。これらのNFTは全てがネイティブブロックチェーンに完全に保存されているOnChainMonkeyほど安全ではありません。
これも今後NFT業界で外せない技術として多くのNFTが採用する流れになれば、この技術の初モノNFTとして評価されることが予想されます。

そして最後に、NFTの価値は全く変動しないヨコヨコからある日突然断片的に上がります。
そもそもNFTアートは右クリックで直ぐにコピーできるわけで、視覚に訴える本質的価値であるデザインには価値などありません。価値が無いので原則上がりません。上がる為には何かしらのイベントが起きない限り上がりません。そしてイベントは突然やって来ます。

相場のように、上昇トレンドのような成長曲線が描かれる投資ではないことをしっかり認識し気長に待ちましょう。
世界のどこかで、誰か一人が一度でも高値で取引したらその瞬間にそのシリーズのNFTは大化けするのです。

上がるときは成長曲線でなく一瞬で大化けします。

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