ビットコインの2100万枚は偶然?それとも必然?

ビットコインはじめ暗号資産はもちろん、株式やコモディティ、FXなど、それを取引する人々のモチベーションは「お金持ちになりたい」です。その資産に思い入れがあるとかファッション、カルチャーではなく単にお金持ちになる為に取引する人が大半です。もちろん私もその一人です。そして余計なお世話ですが、投資という活動は多くの人が逆にお金を失います。

理解しやすく多くの人々に対し顕在化しているビットコインの価値は今のところ投資ですが、実はブロックチェーンは既に金融やネット産業のインフラとして無くてはならない存在になっており、技術的価値はおそらく現在の価格には収まりません。それでも現在の価格(2021年4月約600万円強)を否定派は高すぎるといいます。実体が無い=胡散臭い、セキュリティリスクがある、そんなものに価値など有るはずがない、その内化けの皮が剥がれる、とどれだけ好材料が提示されてもどこまで市場が認知し価格が高騰しても、最初から最後まで結論は変わりません。いわゆる思考停止です。価値が無いという材料しか見ようとしないのです。
今の価格を高すぎると主張する人は、1BTC30万円でも高いと主張する人なのです。私が初めてビットコイン投資をかじった時の価格は7万円でした。ですので初めて30万円という史上最高値を付けた時、彼らは高すぎると間違いなく思うのです

例えば、Windowsやandroid、iOSが産業や技術的側面のみならず、金融派生商品として市場に上場され、その価値を市場が決めるとするのなら、例え高額であっても誰も疑問を持たないでしょう。少なくても「実体が無い=胡散臭い、セキュリティリスクがある、そんなものに価値など有るはずがない、その内化けの皮が剥がれる」とは思わないでしょう。でもこれらも実体が無くセキュリティリスクはあります。

さて、誰もが知るようにビットコインは設計上供給上限数が2100万枚に制限されていますが、私から言わせればこれは偶然であるわけが無く、適当であるはずも無く、100%意図がある緻密に計算された数値です。この結論は絶対に譲れません。プログラムである以上、供給制限という非常に重要な数値を適当に設計するはずがありません。
車を作る時にパワーやトルク、その他各種重要なスペックは予め目標とする数値を掲げた上で開発するに決まっているからです。モデルチェンジの場合は現行車のスペックを上回るように、あるいは競合車のスペックを上回るようにと重要な数値は必ず狙って設計されます。

結論的に、ビットコインの「2100万枚」は非常に重要な意味があるということです。

以下はサトシ・ナカモノのホワイトペーパーの文言です。直訳すると真意が掴みにくいので、私なりに意図を理解した上で補足を加えた形で翻訳しました。

「従来の法定通貨の根本的な問題は、その価値を保証する為の根拠が不公平であり、いい加減であり、特定の誰かにより操作可能である、つまり信用できない点です。中央銀行は法定通貨の価値が無くならないよう金融政策を適切に運用しなければなりませんが、中央銀行支配による法定通貨の歴史はその信頼の侵害で一杯です。
政府や銀行は人々のお金を支配し保持します。人々から借りたお金を人々へ100倍から1000倍以上の金利を付けて貸し出し(信じられない原価率)、人々から借りたお金を人々へ返す時に手数料を取り、時間的制限を設け、金額の上限まで設定し、他人のお金をまるで自分のお金であるように運用し、人々から借りている巨万の富でその原資を提供している人々より優位に立ち、本来スポンサーである人々をマウントします。(もちろん表面上はお客様として低姿勢で対応するが実質的には支配します)。
どこまで貴方がリッチになってもこのパワーバランスを崩すことは出来ません。脱出不可能、無限ループなのです。なぜなら、貴方が1兆ドル持っているならその1兆ドルは結局銀行に預けます。つまり、その1兆ドルの実質的持ち主は銀行になり、銀行は借りている1兆ドルを己の1兆ドルとして運用できるからです。貴方はせいぜい頭取にスペシャルVIPとして物凄く丁寧に扱われ気持ちがいいだけです。貴方がいくらお金持ちになっても銀行の支配から逃れることは出来ません。どれだけお金があっても、あればあるだけ自動的に銀行のお金になってしまう構図が出来上がっており、現行の金融システムでは人々は銀行支配からの脱却は不可能なのです。そして全ての銀行を支配しているのが中央銀行であり、中央銀行は独立性が表面上は担保されているが実際は政府が強い影響を持ちます。」

この文言から、サトシ・ナカモトが現在の銀行システムの信頼の問題に対処する為にビットコインを開発したと理解します。ビットコインはお金に関して支配層から人々に権力を取り戻す為のイノベーションだと読み取れます。

従って、現在の金融システムにおける法定通貨の無限の堕落(金本位制を廃止した現在、中央の意志・都合により無限にお金が刷られる)の問題に対処する為に、サトシ・ナカモトは発行できるビットコインの供給を制限したはずです。この制限は、ビットコインのソースコード内で完璧に定義されています。ネットワーク上で実行されるすべてのノードはこの重要なルールを保証します。世界中を見渡しても歴史を振り返っても、時の支配者や政府がそれを保証することなど無くこれは初めての試みです。支配者はその時々の自己都合で政策は必ず変更します。例え一時保証したとしても人が変われば無かったことにされます。つまり保証や約束などどこにも無かったのです。

ではそろそろ本題ですが、2100万枚は意図がある数値であることは間違いありませんが、なぜ2100万枚なのでしょうか?

これについては様々な仮説がありますが、私が最も信用するものを今回はご紹介します。つまりここで示す内容は私のオリジナル仮説では無いことは予め断っておきます。
この説は、サトシ・ナカモトがビットコインを開発した2008年当時の「世界的なマネーサプライ」に関連しています。当時、世界のマネーサプライは21兆ドルでした。M1マネーサプライとして知られるこの数値には、現金、硬貨、証券、トラベラーズチェック等々を含む世界中の全てのお金が含まれます。これをビットコインの2100万枚という数値に置き換えると、1BTC=100万ドルに相当します。その場合、ビットコインの最小単位であるサトシは0.01ドル(1セント)に相当します。

ワクワクしませんか?ちょっと出来すぎてはいませんか?

2008年という時期とマネーサプライの21兆ドルから逆算した数値が、100万ドルや1セントとピッタリ合致します。中々の偶然ですが、私は偶然の可能性は低すぎるので必然だと見ています。将来ビットコインの価格がそうなるかどうかは市場が決めることですのでそれを保証するものではありませんが、開発者のサトシ・ナカモトはその様な根拠を元に設計したのだと私は思っています。
そして今のところすっかり彼の筋書き通りに世界が動いているので、その通りになる可能性は割とあります。

一点、ここで断っておきますが、私はサトシ・ナカモトなる人物が世間で捉えられているような存在だとは思っていません。世界の支配層・創造主がサトシ・ナカモトなるフィクションを創作し、ここまでの経緯も彼らが導いたものだと信じています。でないと現在のビットコインの立ち位置は有り得ません。

ビットコインのプログラムは平均して10分毎にマイニング難易度を調整します。4年毎に210,000ブロックをマイニングします。そしてそのサイクルの度に半減期を迎えマイニング報酬は半分になります。最初のサイクルではマイニング報酬は50BTCでした。そして2012年に25BTCになり2016年には12.5BTCにまで低下しました。その後2020年5月にも半減期を迎え6.25BTCとなっています。この削減を外挿すると、4年サイクルごとのブロック報酬の合計が100に等しいことがわかります。

50 + 25 + 12.5 + 6.5 + 3.125 + 1.5625 +…= 100

この数値に各サイクルでマイニングされたブロックの数210,000を掛けると、最大供給量は2100万となります。

2100万枚は間違いなく意図された数値であり、ホワイトペーパーが発表された2008年当時のマネーサプライを元に設計されたと個人的には考えます。そしてそこから導き出される1BTC=100万ドルという数値モデルを期待を込めて信用しています。

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